EVENT REPORT

Journey to Lioness 報告会レポート for amu

【登壇者】横山詩歩、藤代健介、井口奈保

EVENT REPORT

Journey to Lioness 報告会レポート for amu

【登壇者】横山詩歩、藤代健介、井口奈保

ライオンは意外と私たちにとって身近な生き物かもしれません。動物園などの人気者として、あるいは「百獣の王」「気高く強いもの」の象徴としてロゴなどにもよく使用されています。しかし、実はいま野生のライオンが絶滅の危機にあることは余り知られていません。日本からは遠く離れた南アフリカにて、ライオンの保護活動にボランティアとして参加したConcent Inc. デザイナーの横山詩歩が、共に参加したメンバーたちと、そこで見たもの、感じたことの報告会をamuにて開催しました。

OVERVIEW

2018.05.25(金)

登壇者:
横山詩歩(株式会社コンセント/リサーチャー)、藤代健介(株式会社prsm代表取締役)、井口奈保(コミュニケーションプロセスデザイナー/アーティスト・社会彫刻家)

INDEX

  1. プロジェクトの背景
  2. Journey to Lioness概要紹介 by Naho Iguchi
  3. ボランティア内容報告 by Shiho Yokoyama
  4. 旅の気づき by Kensuke Fujishiro
  5. まとめ

プロジェクトの背景

ケビン・リチャードソン氏は、非人道的行為からライオンやハイエナ、ヒョウを保護する施設を南アフリカヨハネスブルグ郊外の保護施設「ケビン・リチャードソン・ワイルドライフサンクチュアリ」で行っています。
この施設ではボランティアの受け入れを行っており、日本からも井口奈保さんの声かけの元、2018年5月現在までで7名もの方がボランティア活動に参加されています。
昨年このボランティアプログラムに参加されたはらゆきこさんが、「かけがえのない体験をより多くの人にして欲しい、そしてケビンのミッションを支援し続けたい」という想いから、クラウドファンディングで今後のボランティア参加者が資金を募る仕組みを考えました。

今回は、5月のプログラムに参加した藤代健介さんと横山詩歩の2名で、ボランティア参加費に充てるための資金を募るためのクラウドファンディングを実施しました。
https://camp-fire.jp/projects/view/67851

2018年3月22日から4月29日までの間に¥303,500を集め、クラウドファンディングは無事終了しました。
そして、リターンとして用意していた『Journey to Lionessクラウドファンディング支援者向け報告会』を2018年5月25日にamuで開催しました。

本レポートではその報告会のそれぞれのお話の概要をお伝えいたします。

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当日のプログラム

  • ご挨拶
  • Journey to Lioness概要紹介 by Naho Iguchi
  • ボランティア内容報告 by Shiho Yokoyama
  • 旅の気づき by Kensuke Fujishiro
  • パネルセッション + 質疑応答
  • 本プロジェクトの振り返りと今後の展望

Journey to Lioness概要紹介 by Naho Iguchi

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ケビン・リチャードソン・ワイルドライフサンクチュアリの入り口にて

井口さんからは、ライオンの現状に関する共有や、ケビン・リチャードソン氏や施設の紹介をしていただきました。
例えば、ライオンの住む場所がどんどん減ってきているなど様々理由によりライオンの数が減ってきていること。趣味で野生動物を狩猟するトロフィーハンティングなど、非人道的行為の被害になっているライオンたちがいること…。
そして、リチャードソン氏が運営する「ケビン・リチャードソンワイルドライフサンクチュアリ」のミッションについてもご紹介されていました。アフリカに生息する肉食哺乳類保護、特に生息区域の急激な減少、人間と捕食動物のコンフリクト、違法な猟による食肉売買、悪辣極まる狩猟、病弊、違法な輸出に対しての教育、意識改革、ファンディングを行うサンクチュアリ(自然保護区域)として、持続的・独立的に自営することがこのサンクチュアリのミッションとのことです。

お話の途中で見せていただいたこちらのYouTube動画は、リチャードソン氏とライオンの親密な関係性がとてもよく伝わってきます。
https://www.youtube.com/watch?v=MNCzSfv4hX8

また、彼女自身がリチャードソン氏の活動に興味を持つようになった理由として、「街ですれ違うのがなぜ人間だけなのだろう」ということにある日突然不思議になり、人間という「動物として生きる」ことに関心を持ち始めたことをあげられていました。
彼女のライオンを通じた気づきは表現は下記ウェブサイト『Journey to Lioness』から詳しく知ることができます(現在は英語のみ)。
https://www.journeytolioness.com/

ボランティア内容報告 by Shiho Yokoyama

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私横山からは、どのような経緯でクラウドファンディングに至ったか、また実際にそのお金で参加したボランティアの中でどのような活動をしたのかについてお話させていただきました。

外来種の木の駆除、ノミ取りスプレーをライオンにかけてあげる、餌やり、掃除などなど、ボランティアプログラム参加の中で行った活動についてご紹介させていただきました。ただ、その活動自体に意味を見出すのではなく、違う場所に身を置くことで広がった視野や感覚こそは大事なのではという感想についてお話しました。

例えば、どこからが「正当な保護活動」で、どこまでが「人間のエゴにより動物たちを搾取している」のか、その線引きは思ったよりも難しいことなど、行くまでは知らなかった多くのことを、自分の体や頭を通して学びました。

 

旅の気づき by Kensuke Fujishiro

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藤代さんは、この旅を通しての個人的な気づきを共有してくれました。
例えば、彼はサバンナに包み込まれる感覚を通して自分が全体の部分であることを感じたそうです。 また、ライオンとのコミュニケーションを通して双方的な自己拡張的態度で繋がるのではなく、一方的な自己消失的祈りで繋がることの重要性を感じたとおっしゃっておりました。

この旅の気付きがきっかけで合気道を習い始めたことを宣言していたので、今後彼が合気道を通じてどのようになるのか楽しみですね。

まとめ

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当日はお子さん連れも多くいらっしゃり、アットホームな和やかな雰囲気の会となりました。クラウドファンディングがきっかけで支援してくれた方とこのような形で実際に活動報告をし、対面でお礼を言える機会は、とても有意義でした。こういったクラウドファンディング型の旅が、周りでも増えると面白いなあと心から思いました。

参加者一同、貴重な時間を過ごせたこの「ケビン・リチャードソン・ワイルドライフサンクチュアリ」ボランティアプログラム。通年週単位でボランティアを受け付けているので、興味を持った方はぜひ『Journey to Lioness』(https://www.journeytolioness.com/)経由で、井口さんに連絡してみてください!

横山詩歩(株式会社コンセント)

 

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